ツバメの旅立ち

 大江町に移住して以来、初めてツバメが巣を作りました。

 去年も巣を作りかけていたのですが玄関を泥で汚すだけ汚して去って行きました。

※令和4年6月12日撮影。いつの間にかヒナがかえっていました。糞よけの傘を設置。

※令和4年6月21日撮影。順調に育っているようです。傘を取り替えました。

※令和4年6月27日撮影。巣立ちの準備か、ヒナたちは巣から出るようになり糞よけが役に立たなくなりました。

 28日の朝、玄関を開けるとツバメの親子は挨拶をするように鳴きながら玄関先をグルグルと何周か飛び回った後、旅立っていきました。

 あっけない別れでした。

 ツバメの平均寿命は1年半ほどらいしです。生理的寿命は15~16年ぐらいのようですのでほとんどの個体は1年生きられないということです。

 1年生き延びることが出来れば10年以上生きるとも言われていますが来年また戻ってきて会えるかどうか、これが今生の別れになるかもしれません。「頑張って生きてみんなで戻って来いよ!」と心で告げたのでした。

 で、ツバメの一家は夕方に戻って来ました。

 旅立ったわけではなかったようです。

 巣立ったからといってすぐ旅立つわけではなく、日本を離れるのは9~10月とのことです。