倒木処理

 昨年末に降った大雪で倒木が相次ぎ、停電が何度も起きました。大晦日の夜も停電になりましたが、充電式LEDライトや灯油ストーブのおかげで、ほぼ普通に過ごせました。災害時に灯油ストーブは役に立ちます。ローソクは光が弱いので照明としては暗く、持ち歩くのも危険なのでLEDのライトを準備するのをお勧めします。 

 照明として意外と役に立ったのがガーデニングソーラーライトですね、通路に置いておくと懐中電灯を持って歩かなくていいというのと灯りがあると安心感があります。

↑昨年の大雪時に作った「かまくら」をガーデニングソーラーライトでライトアップの様子

 私が生まれ育ったいわき市は雪がほとんど降らない所だったので念願の「かまくら」を作ってしまいました。

 地元公会堂裏の木が倒れ、枝は切ったけど本体を切るのは難しいということで処理を頼まれました。本当は晴れの日が続いてから切ろうと思っていたのですが、お礼のビールを先に貰ってしまったので予定を早めました。

 根本から完全に折れていたのは幸いでした。根っ子が付いたままだとどこにテンションがかかっているかが読みにくいので危険度がアップします。

↑木が滑って小屋に当たらないよう先に枝を切っています。

↑根本のほう

 写真だと分かりにくいですが根本の方は崖になっていて踏ん張りが効かなく危険なので周りの雑木を使って足場を作ってから切りました。

 むかし茅葺職人の親方と仕事をしたことがあるんですが足りない材料などは現地調達して柔軟に対応するんですね、その方は有名な職人のようで、足場の材料が足りなくなった時は近くの山から竹を切って来て足場に使ってました。(もちろん山の持ち主からは許可をとってます)

↑チェンソーで切れ目を入れているところ


 上の写真はつっかえ棒になっている枝を切っているところです。この枝を切ると木が滑り落ちるので大変危険な作業です。上から切っているのは下から切ると枝が一気に折れる可能性があるからです。

 上から何回も線を入れるように切っているのは枝にかかっているテンションを弱めるためと、チェンソーの刃が木に食われないようにするためです。特にこういう危険木を切るような時はチェンソーの刃が木に食われないように作業することが大切です。

↑切り終わったところ

 片付けは自治会でやるということでした。本当は少し片付けて帰る予定でしたが足場を作るのに時間がかかり予定時間を大幅に超えたのと雨が降ってきたので今回はこれで終了です。