「健一番」剣・拳について
〇剣・拳
「剣」といえば「剣術」ですが健一番では武器術全般を指しています。
となれば勘がいいあなたなら「拳」は突き、蹴り、体術などの徒手空拳術とすぐに分かったはずです。
「徒手徒足」でいいのでは?と思うのですが、「としゅとそく」であればいいのでしょうが「徒足」は「むだあし」とも読みますので「としゅむだあし」では意味が変わってしまいますので便宜上「徒手空拳」としています。
しかし「武器は手の延長」というように実際には素手でも武器でも区別はないんですね。武器があれば武器を使えばいいし、なければ素手で戦うしかないわけです。なので大事なのは両方ともに使える体の使い方だと思います。
現在の日本においては戦闘スキルというのはさほど求めれれていません。戦わないに越したことはないのですが、いざという時はいつ起こるかもしれないので、身を守る術は知っておいて損はありません。そのための護身術だと思います。
また護身術とは武道でもあります。
「哲学がなければ武道ではない」というのが私の持論です。今の世の中、沢山の情報があり、いい文字、いい言葉も溢れています。しかし哲学とは自分の中から出てくるもので外から貰うものではありません。
他人の哲学は知識としては有効ですが悟るのはあくまで自分です。悟るための道としての武道というのがよりこの先求めれれていくと思うのです。