大雨、雷注意報発表中!

 先週から活発な梅雨前線の影響でここ大江町でも大雨警報や注意報が繰り返し発表され、それに伴い自主避難所も開設と閉鎖を繰り返しています。

 温暖化による異常気象と言われている昨今ですが、環境のバランスを崩したのは人間でありそれにより気象が変化したのであれば、地球の活動としては異常ではなく正常と言えるのではないでしょうか?

 もともと大江町という地域は由良川の恩恵により船港として栄えた地域のようですが、その一方で水害の多い地域でもあります。

 そのため由良川沿いには大きな堤防が出来たのですが、今度は行き場のない小河川の水により内水被害が発生することとなってしまったようです。。堤防を作るのならポンプを設置しなければ河川が決壊しなくても内水被害が出るということで、堤防とポンプはセットということですね。

 私も引っ越す時、「この辺は水に浸かるけど大丈夫か?」と聞かれましたが、大江町の人達は水害に慣れているので水害に対してのノウハウがあり、浸水する前、または浸水後どうすればいいかということを、聞くとアドバイスしてくれます。水害に苦しんだ地域だからこそ豊富な水害の経験や知識はこの先、益々重宝となるのではないでしょうか。

 また自治会長を中心に地域住民一体となって「一人も犠牲者を出さない」を合言葉に避難訓練の実施やグループラインを使った自主防災連絡、住民も見れる河川カメラの設置、車の避難駐車場の設置など防災のモデル地区となる活動に積極的に取り組んでいるところも素晴らしいと思います。

(防災訓練の様子)

 今や日本全国どこにいても災害は無縁でなくなり、備えあっても憂いは無くなりませんが、備えていれば間違いありません。