由良川の水害対策ポンプ場

 福知山市では平成に入ってから大きな水害は平成16年台風23号災害、平成25年台風18号災害、平成26年8月豪雨災害、平成29年台風21号災害、平成30年7月豪雨災害と5回起こっています。

  蓼原樋門の閉鎖基準は3m80㎝となっていますが、実は昨年8月13日頃、あと数十センチで支流の水門が閉じられるところでした。

  水門を閉じないと由良川の水が逆流しますし、水門を閉じると支流の水で内水被害が起きます。

※蓼原の支流、ここだけでも豪雨時には結構な水量となる。

 それを防ぐためには排水ポンプの設置が急務であり今現在工事が進められています。

※令和4年4月7日撮影

※令和4年4月7日撮影

※令和4年6月22日撮影

※令和4年6月22日撮影


 工事は大分進んでいて完成間近と思われますが、完成日は教えて貰えないのでまだ分からないようです。

 完成した初年度、災害時には毎分1トンの排出、最終的に毎分3トン排出出来るようになるようです。

 ポンプがあるのとないのでは全く違うのですが、はたしてそれで足りるのか?という意見も多いようです。