3月16日・福島県沖地震について

 この度、被害にあわれました方々には心よりお見舞い申し上げます。

 3月16日23時34~36分ごろ福島県沖、震源の深さ約60キロ、マグニチュード7.3の地震があった。

 そろそろ寝ようとベットに入った時、防災アプリの地震速報が入った。

 最初に速報がはいったのが23時36分で、地震発生時刻23時34分ころ福島県浜通りは震度5弱だった。

 23時37分地震速報では福島県浜通りの震度は6弱になり、「これはかなり大きい」。震度6弱は「東日本大震災」の時のいわき市の震度と同じである。

 23時38分地震速報、23時36分の福島県浜通り地震の震度6強。

 23時40分、41分、42分の速報でも福島県浜通りは震度6強となっており、「これはかなりやばいのでは?」と飛び起きて実家の母に電話をかけた。が、つながらず、5分ほどしてかけ直したら、発信音はなるのだが電話に出ず・・・。

 「これは何かあったか?外に避難したか?」とかいろいろ考えたのだが、実家までは車でほぼノンストップで向かっても12時間かかるのでちょっと見に行くというには遠すぎる。

 3.11の時は高速道路も被害が出たので、そもそも車で行けるかどうかも分からない。

 という事で、心がざわつきながらも取り敢えず寝ることにしました。

 「心配はクソの役にも立たない」というのが私の持論です。慌てても仕方がないというのと、「東日本大震災」の経験もあるので多分大丈夫だろうという思いもありました。

 次の日の朝、電話をかけると「何?」みたいな普通の感じで出ました。

 前日夜の私からの着信はなかったらしいので混線していたのかもしれません。

 実家周辺はとくに被害はなかったようです。

 でも話を聞くと揺れは3.11と同じだったいうのでかなり揺れたようです。

 最初1度目の地震があり、おさまったので寝ようとしたら2度目に大きな地震が来たようです。

 3.11と同じぐらいということは実家の辺りは震度5強~6弱だったと思われます。

 ただ大きな余震に備えて、食器棚の中も必要最低限の食器だけ出していたり、扉に留め具を設置したり、滑り止めシートを敷いたりと物が落ちない工夫をしていたため、被害はなかったという事です。

 断水や停電もなかったようです。これは3・11の復旧でライフラインが地震に強くなったということもあると思います。

 予備水や食料の備えは当たり前になっているようです。

 今回被害がなかったというのはあくまで実家周辺のことであり物的な話です。

 母も「3・11を思い出した」と言っていたので精神的なダメージというのは測ることが出来ません。